あらいぐまの独学奮闘記

効果的な資格勉強法・家計改善法を探求する著者あらいぐまの奮闘記。

毎月たったの1分でできるズボラー家計簿の作り方

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こんにちは!あらいぐまです。

 

ズバリ!貯蓄を効率的に増やしていくためには、どのようにすれば良いのでしょうか?株式の投資や保険による運用等いろいろとありますが、その前にまず、日々の家計において「入ってくるお金」と「出ていくお金」、いわゆる資金収支を把握することが何よりも重要です。その手段として、毎日の家計簿作りに取り組まれている方も多いかと思います。

 

昔ながらの記帳式からデジタルアプリによるものまで、家計簿の形態も年々変化しており、テクノロジーの進化にただただ感嘆するばかりです。しかし、私のような生来ズボラな人間にとっては、それがアナログだろうがデジタルだろうが、日々の収支をチマチマ書いたり入力したりすること自体が非常に面倒だと感じてしまいます。

 

昔、社会人なりたての頃の私は『自分の資金は自分でしっかりと管理しよう』と思い立ち、すぐさま書店で家計簿を買いました。ですが、結局は面倒くささに負け、1ページも使わずに捨ててしまったという苦い思い出があります。人間面倒くささにはなかなか勝てないものですね。

ズボラな人間によるズボラな人のための家計簿

そうは言っても自分自身のお金の流れを把握しなければ、家計をうまく回していくことはできません。突然の出費や失念していたクレジットカードの引き落としによって、想定外の支出が出てしまうと、たちまち貯蓄どころではなくなってしまいます。

 

そこで、今回は、面倒くさがりの頂点を極めている私でもできる簡単な記帳法をご紹介したいと思います。なんと、1カ月に1度だけ家計簿をつけるというズボラー家計簿です!もちろん毎日しっかりと家計簿をつけられている方はそれが1番ベストなので、そのまま継続してくださいね。あくまで、ズボラな人間によるズボラな人間のための家計簿だとご理解ください。

家計簿の開始日と締め日を決める

それでは早速初めてみましょう。まずは、家計簿をスタートする日を決めます。私は、キリの良い1月1日をスタートにして12月末までの1年間を会計期間にしました。

 

次に、月末を締め日にして、この日に1度当月の家計簿をつけることにします。ここまでこればもう半分は終わったようなものです。なお、締め日も開始日と同様に、例えば給料日の20日にする等、あなたが一番しっくりくる日で大丈夫です。

 

さて、後は締め日に資産残高をまとめるだけです。下記の表のように、三菱UFJ銀行は20万円、住信ネット銀行は10万円のように、毎月ごとに資産残高をまとめていくと、前月から資産がどれだけ増えたのか、また減ったのかがすぐにわかります。

 

普通預金 1月 2月 3月 省略~12月 期末残高
三菱UFJ銀行 ¥200,000 ¥250,000 ¥230,000 ¥500,000 ¥500,000
住信ネット銀行 ¥100,000 ¥100,000 ¥90,000 ¥140,000 ¥140,000
楽天銀行 ¥50,000 ¥60,000 ¥50,000 ¥160,000 ¥160,000
合計 ¥350,000 ¥410,000 ¥370,000 ¥800,000 ¥800,000
前月増減 ¥0 ¥60,000 (¥40,000) ¥430,000 ¥390,000

 

また、各月の手取り額と当月残高を差し引けば、自分がどの程度支出を行なったのかがわかります。非常に楽チンですが、家計改善には非常に有効ですので、家計簿をあまりつけない若い方にも是非取り組んで戴ければと思います。

クレジットカードの引き落としには注意

冒頭でも触れましたが、(自分にとっては)突然の出費になりかねないのが、クレジットカードです。クレジットカードは、先んじて商品やサービスを受け取れる大きなメリットがありますが、支払いが後ろ倒しになるため、ついつい忘れてしまいがちです。特に、カードで支払う場合は高額なものが多いため、しっかりと管理していないと日々の資金収支に悪影響が出てしまいます。

 

そのため、クレジットカードを使う際には、「引き落とし日」と「引き落とし金額」を最初の段階で把握し、必ず記帳するようにしてください。もしくは、クレジットカードからデビットカードに変えて、当日支払いという支払形態にすることもおすすめです。

最後に

今回ご紹介したズボラー家計簿は、資産残高表を作るだけなので、最低限の家計簿と言えます。ただし、資産残高だけでは「何に支出を行なっているのか」が明確に把握できないため、支出の削減効果が薄くなりますよね。

 

したがって、まだ少し余力があるという方はもう少し手を加えればより効果が高くなるかと思います。それでは、どのように手を加えていくのかについては、次回のズボラー家計簿その②でご紹介していきたいと思います。ここまで読んで戴きありがとうございました!